第一部　光を求めて

　　　序　文

　　　発刊のことば

　　　第一章　　産　声　(昭和6〜25年）

　　　　　１　　産　声
　　　　　　　　「杖の友会」誕生
　　　　　　　　小さな歩み
　　　　　　　　戦時下
　　　　　　　　低　迷
　　　　　　　　曙　光

　　　第二章　　脱　皮（昭和26〜34年）

　　　　　２　　脱皮への胎動
　　　　　３　　悪い道
　　　　　４　　改造された重不自由者寮
　　　　　５　　重不自由者寮に移って
　　　　　６　　嬉しいラジオ
　　　　　７　　瀬戸内盲人懇談会
　　　　　８　　点字を習って
　　　　　９　　点字の活用
　　　　　１０　盲人と洗濯
　　　　　１１　盲人に白杖を
　　　　　１２　第一回瀬戸内三園盲人協議会
　　　　　１３　水
　　　　　１４　盲導鈴の予算化を望む
　　　　　１５　盲導鈴に理解を
　　　　　１６　三園点字競技会
　　　　　１７　盲人会館の落成をみて
　　　　　１８　盲人会館落成祝賀演奏会

　　　第三章　　環境改善の闘い（昭和35〜42年）

　　　　　１９　不自由者看護の職員化を望む
　　　　　２０　職員看護の切替にあたって
　　　　　２１　読書会今昔
　　　　　２２　職員看護完全実施闘争の記録
　　　　　２３　点字図書室の完成
　　　　　２４　全盲連にのぞむ
　　　　　２５　全盲連直接陳情をめぐって
　　　　　２６　テープ文庫の設置
　　　　　２７　壺阪寺を訪ねて

　　　第四章　　飛　躍

　　　　　２８　予算化された盲人教養文化費
　　　　　２９　ラジオと私
　　　　　３０　不自由度調査
　　　　　３１　拠出制障害年金への移行
　　　　　３２　瀬戸内盲人親善交歓会
　　　　　３３　眼科医を求めて
　　　　　３４　「灯台」の灯を守って
　　　　　３５　会活動と交流

　　　第五章　　明日へ向って（昭和51年〜57年）

　　　　　３６　これからの盲人会活動
　　　　　３７　全盲連本部を担当して
　　　　　３８　盲人慰安会
　　　　　３９　盲人世話係の職員化
　　　　　４０　再建された盲人福祉会館
　　　　　４１　会創立五十周年にあたって

　第二部　「灯台の群像」

　　　第一章　　離　郷

　　　　　１　　発　病
　　　　　２　　山　雀
　　　　　３　　別　れ
　　　　　４　　思い出の卒業証書
　　　　　５　　悲しみの井戸
　　　　　６　　作男と私
　　　　　７　　母と屋島
　　　　　８　　静かな生活を
　　　　　９　　残された日日
　　　　　１０　強制収容

　　　第二章　　失　明

　　　　　１１　盲　妻
　　　　　１２　眼球摘出
　　　　　１３　縫い針
　　　　　１４　靴　下
　　　　　１５　雨に迷った杖
　　　　　１６　山　羊
　　　　　１７　めしいとつんぼ
　　　　　１８　目の悪かった頃
　　　　　１９　開眼手術
　　　　　２０　闇を通って
　　　　　２１　くちなしの花

　　　第三章　　絆　（きずな）

　　　　　２２　母と妹
　　　　　２３　餅
　　　　　２４　辻さんと猫
　　　　　２５　雑草のように
　　　　　２６　藤田薫水のこと
　　　　　２７　夫の手術
　　　　　２８　み　ぞ
　　　　　２９　仔犬のこと
　　　　　３０　妻の最後
　　　　　３１　祖母の思い出
　　　　　３２　島のゲートボール

　　　第四章　　生きる

　　　　　３３　大島の地図
　　　　　３４　昔と今
　　　　　３５　盲にともしびを
　　　　　３６　下水の蓋
　　　　　３７　声の出なかった頃
　　　　　３８　私の小さな十字架
　　　　　３９　潮の香
　　　　　４０　船遊び
　　　　　４１　わたしは杖
　　　　　４２　少年舎のころ
　　　　　４３　眉の植毛
　　　　　４４　破傷風を患って
　　　　　４５　氷雨のふる日
　　　　　４６　愛に支えられて
　　　　　４７　生き抜こうではないか
　　　　　４８　病棟にて
　　　　　４９　足の骨折
　　　　　５０　私のよろこび
　　　　　５１　病棟訪問
　　　　　５２　めぐりあい
　　　　　５３　交わりの中で
　　　　　５４　菜の花

　　　第五章　　闇からの開放

　　　　　５５　讃岐の方言
　　　　　５６　古里への旅
　　　　　５７　丸亀城に遊んで
　　　　　５８　阿蘇のわらび狩り
　　　　　５９　愛情に包まれて
　　　　　６０　藤の寺
　　　　　６１　花いんげん
　　　　　６２　絶望の中から
　　　　　６３　海
　　　　　６４　松によせて
　　　　　６５　闇の渦中で

　　　第六章　　短詩形作品

　　　　　６６　詩
　　　　　６７　短　歌
　　　　　６８　俳　句
　　　　　６９　川　柳
　　　　　
　　　　　盲人会年表

　　　　　あとがき